オリジナル電子書籍『駅路VISION』シリーズは、全国各駅を路線別、地域別に収録したフォト&エッセイです。 出会い、別れ、集いの場など、土地の顔役を担う鉄道駅から、その存在のあり方やまちづくりの方向を考えます。 鉄道趣味のかたはもとより、まちづくりに携わるかたや、故郷をこよなく愛するかたにも読んでいただきたいロングラン・シリーズです。本巻では日本三景「安芸の宮島」を擁する広島県廿日市市の各駅に始まり、本州最西端の下関駅に至るまで、途中、一時は本線扱いだった岩徳線も含めて全59駅を収録しました。山陽西部に突出した大都市はなく、中小規模の都市駅がまんべんなく散在する印象。一時は高度成長期特有の、無粋なコンクリート駅舎ばかりが並んでいましたが、これらも築半世紀を経てどんどん再改築が進んでいます。 重化学工業中心の経済構造が停滞する中、まちづくりの方向を再構築すべく、その象徴となる新しい駅の姿が目立ち始めています。時折、観光の要素も交えながら、各駅の活力や今後の可能性を探りました。2019年11月9日初版発行収録内容:JR山陽本線/廿日市~岩国・新岩国~新山口~下関、JR岩徳線/西岩国~周防花岡(全59駅)著者略歴安藤進一(あんどう しんいち)1966年福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、編集会社取締役、及び民間活力開発機構企画主幹として 経済産業省、外務省、総務省、日本学術会議等所管の広報誌・機関誌、単行本を制作。2018年4月安藤行政書士事務所を開業。日本行政書士会連合会会員第18090709号。2019年7月株式会社あかつき舎を設立、代表取締役就任、現在に至る。